川崎市健康安全研究所、検査結果入りUSBメモリーを紛失
川崎市健康安全研究所は28日、同研究所が実施した感染症などの検査結果が保存されたUSBメモリー1本を紛失したと発表した。名前や生年月日など個人を特定できる情報は含まれていないものの、食中毒や集団風邪の発生に関連する飲食店や高齢者施設、小学校の名称などが記された情報が61件含まれているという。
USBメモリーの概要と経緯
同研究所によると、紛失したUSBメモリーには2015年1月から2026年5月までの検査記録が保存されており、新型コロナウイルス感染症の検査結果は含まれていない。使用にはパスワードの入力が必要で、現時点で情報の漏えいは確認されていないとしている。
20日朝、所定の保管場所にUSBメモリーがないことが判明。同研究所が入居する川崎区殿町の建物1階の大会議室で13日午前に使用した後、保管場所に戻したかどうかは不明だという。同研究所は盗難の可能性は低いとみている。
今後の対応
川崎市健康安全研究所の三崎貴子所長は28日、市役所で記者会見し、謝罪した。同研究所は再発防止策として、USBメモリーの使用ルールの徹底や、定期的な在庫確認の強化などを検討している。また、関係機関への報告や、情報漏えいの有無について引き続き調査を進める方針だ。
この件について、川崎市は市民への影響はないと説明しているが、検査結果の管理態勢に疑問が生じたとして、市民からは不安の声も上がっている。



