トランプ米大統領は22日、不法移民の強制送還を加速する新たな大統領令に署名した。この大統領令は、国防総省の人員や資産を活用し、移民税関捜査局(ICE)の強制送還作戦を支援する内容となっている。ホワイトハウスは声明で「過去最多の不法移民摘発を目指す」と強調した。
大統領令の概要
新たな大統領令は、トランプ政権が掲げる「不法移民ゼロ」政策の一環として発令された。具体的には、国防総省がICEに輸送手段や施設を提供し、強制送還プロセスを迅速化する。また、州兵の動員も検討されており、国境警備の強化が図られる。
批判の声
一方、移民支援団体は「人権侵害だ」と強く非難。米国自由人権協会(ACLU)は声明で「軍事的な手法で移民を扱うのは許されない」と述べ、法的措置も辞さない構えだ。また、民主党の議員らは「トランプ氏の政策は差別的だ」と批判している。
背景
トランプ政権は就任以来、不法移民対策を優先課題としてきた。2025年には過去最高の約100万人を摘発しており、今回の大統領令でさらに数を増やす見通しだ。政権高官は「国家安全保障上の脅威を取り除く」と説明している。
- 国防総省の資源活用
- 州兵の動員可能性
- 過去最多の摘発目標
この大統領令に対し、メキシコ政府は「受け入れ準備はできている」としながらも、人道的な対応を求める声明を発表。今後の国際関係にも影響を与える可能性がある。



