イランが中東の米軍基地に報復ミサイル攻撃 UAEとシリアで5人死亡
イラン革命防衛隊に近いファルス通信は2026年2月28日、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、クウェート、バーレーンにある米軍駐留基地に対して、イランがミサイル攻撃を実施したと報じました。この攻撃は、米国とイスラエルによる先行攻撃に対するイランの報復行動と見られています。中東地域における緊張が一気に高まる事態となりました。
UAEとシリアで死者発生、迎撃の破片が住宅街に落下
UAEの国営通信によると、首都アブダビの住宅街に迎撃ミサイルの破片が落下し、1人が死亡しました。また、シリアの国営通信は、南部スワイダで4人が死亡したと発表しています。シリアでの死亡は、イスラエル領を狙ったイランのミサイルが迎撃されて落下し、爆発した可能性が指摘されています。
バーレーンやイラクでも被害確認、各国が迎撃を発表
バーレーンの国営通信は、バーレーンに駐留する米海軍第5艦隊が28日にミサイル攻撃を受けたと伝えました。米CNNテレビは、第5艦隊の基地がある方向から煙が立ち上る映像を報じています。さらに、AP通信によると、イラク北部のクルド人自治区アルビルにある米軍駐留基地からも煙が上がる様子が確認されました。
攻撃を受けた各国は迅速に対応し、カタール、UAE、ヨルダン、クウェートは自国への攻撃をそれぞれ迎撃したと発表しました。これにより、被害の拡大は一定程度抑えられたものの、地域全体の安全保障環境が悪化しています。
報復攻撃の背景と今後の展開
今回のミサイル攻撃は、米国とイスラエルによるイランへの先行攻撃への直接的な報復とみられ、中東における代理紛争の激化を懸念する声が高まっています。イラン革命防衛隊の関与が示唆されることから、国際社会の対応が焦点となります。
現地では、以下の点が特に注目されています:
- 攻撃の規模と正確な被害状況の詳細
- 米国とイスラエルからのさらなる反応や軍事行動の可能性
- 周辺国を含む外交的な解決策の模索
この事件は、中東の地政学的リスクを再び浮き彫りにし、今後の情勢推移が世界中から注視されることになりそうです。



