ザポリージャ原発に無人機攻撃、タービン建屋損傷 IAEA深刻な懸念
ザポリージャ原発に無人機攻撃、タービン建屋損傷 IAEA懸念

インターファクス通信によると、ロシア国営原子力企業ロスアトムのアレクセイ・リハチョフ社長は5月30日、ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所に対し、同日ウクライナ軍による無人機攻撃があったと記者団に説明した。この攻撃により、6号機のタービン建屋の壁に穴が開いたものの、主要設備への損傷は確認されていないという。

攻撃の詳細と現状

ロシア当局の発表によれば、攻撃後の放射線量に異常はなく、周辺環境への影響はないとしている。一方、ウクライナ軍は今回の攻撃に関与を否定している。ザポリージャ原発は2022年3月以降、ロシア軍の支配下にあり、現在も原子炉6基全てが冷温停止状態で運転を停止している。

IAEAの対応

国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は30日、SNSを通じて「深刻な懸念」を表明し、原発の安全確保を強く求めた。IAEAは現地に常駐するチームに加え、追加の調査チームを派遣する方針で、詳細な状況確認を進める。IAEAによると、原発敷地内への無人機攻撃は2024年4月以来となる。

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今回の攻撃は、すでに緊張が続く同原発の安全性に対する新たな脅威として、国際社会の注目を集めている。専門家は、原発への軍事攻撃が重大な事故を引き起こすリスクを指摘しており、IAEAは双方に対して最大限の抑制を求めている。

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