トランプ政権、ベネズエラ成功を踏まえイラン攻撃か 中東にイラク戦争以来の大規模戦力投入
トランプ政権、ベネズエラ成功でイラン攻撃か 中東に大規模戦力

米軍、イラン攻撃へ中東に大規模戦力を集結 イラク戦争以来の規模に

米軍がイランへの攻撃に向けて、中東地域に原子力空母2隻を含む大規模な戦力を集結させていたことが明らかになった。投入された兵力は3万から4万人に上り、2003年のイラク戦争以来となる大規模な戦力展開と見られている。

最新鋭空母「ジェラルド・フォード」が東地中海へ移動

ロイター通信によると、最新型原子力空母「ジェラルド・フォード」は2月26日、停泊していたギリシャの港を出発し、東地中海のイスラエル沖に向かった。この空母には最新鋭ステルス戦闘機F35や戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットなどが搭載されており、同行する駆逐艦は東地中海からイランを射程に収める米国の主力精密誘導型巡航ミサイル「トマホーク」の発射が可能とされている。

興味深いことに、この空母は今年1月に実施された南米ベネズエラへの攻撃作戦にも参加し、カリブ海に展開していた経歴を持つ。トランプ大統領が2月13日に空母の追加派遣を命令し、約2週間かけて東地中海へ移動させたという。

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分散配置でイランの反撃に備える作戦構想

一方、オマーン沖のアラビア海には原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を中核とする空母打撃群がすでに展開していた。専門家の分析によれば、これはイランの反撃による被害を最小限に抑えるため、空母を分散させた状態で作戦を実行する戦略的な配置と考えられる。

特に「ジェラルド・フォード」は、イランの反撃から同盟国イスラエルを防衛する役割を担っていた可能性が指摘されている。このような複数の空母の同時展開は、米軍の高度な作戦能力を示すものだ。

航空戦力もイラン周辺に集中配置

海上戦力に加えて、航空戦力もイラン周辺に集結していた。米紙ニューヨーク・タイムズの報道によると、ヨルダンの基地を拠点として、戦闘機や無人偵察機など計50機以上の軍用機が衛星画像などで確認されたという。

トランプ大統領は2月28日の演説で、「米軍の強さ、高度な技術に匹敵する軍隊は地球上に存在しない」と述べ、米軍の能力が世界最強であることを誇示した。この発言は、中東での軍事展開を背景にしたものと解釈できる。

ベネズエラ成功体験が攻撃決断の背景か

第2次トランプ政権は昨年6月、イランの核施設を空爆する作戦を実施している。さらに今年1月にはベネズエラに地上部隊を送り込み、反米左派のニコラス・マドゥロ大統領を拘束するという大胆な軍事行動に成功していた。

軍事アナリストたちは、トランプ政権がこれらの成功体験を自信の源泉として、今回のイランに対する大規模な攻撃準備に踏み切った可能性が高いと分析している。ベネズエラ作戦の成功が、より困難とされるイランへの軍事行動への心理的な後押しとなったと考えられるのだ。

現在、中東地域には2003年イラク戦争以来となる大規模な米軍戦力が展開しており、地域の緊張が一気に高まっている。今後の展開が国際社会から注目を集めている。

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