テヘラン市街地で爆発音と煙、市民が再び避難に追い込まれる
イランの首都テヘランの市街地で、爆発音と共に複数の煙が立ち上り、市民が再び避難を余儀なくされた。これは、米国とイスラエルがイランへの大規模軍事作戦を開始した2月28日朝に発生した。突然の攻撃により、昨年6月のイスラエルとの交戦に続く事態となり、住民の間では先行きへの不安が急速に高まっている。
市民の声:帰宅困難と通信不安定で混乱
電話取材に応じたテヘラン在住の保険会社員、ハミドさん(35歳)によると、爆発音は出社後に聞こえたという。ハミドさんは「会社から避難して帰宅するように指示されたが、通りは渋滞しており、帰宅も困難な状況だ」と嘆いた。さらに、通信が不安定になっていることも明らかにし、緊急時の連絡手段が制限される懸念を示した。
爆発地点と市民の対応
テヘランからの報道によると、爆発は以下の重要な施設の近くで発生した:
- 最高指導者ハメネイ師の事務所
- 政府関連施設
- メヘラバード国際空港
ロイター通信の情報では、テヘランを脱出しようとする人々がガソリンスタンドに長蛇の列をなしており、燃料確保への動きが活発化している様子が伝えられている。
エルサレムでの警戒態勢
一方、エルサレムでは午前8時10分過ぎに警報が鳴り、市民の携帯電話に通知が届いた。これは、イランからの報復攻撃に備えるための措置と見られ、地域全体で緊張が高まっていることを示している。
この事態は、国際社会における安全保障の脆弱性を浮き彫りにしており、市民の安全確保と地域の安定に向けた早急な対応が求められている。



