トランプ前大統領は31日、バイデン大統領との初のテレビ討論会で、移民問題を巡り激しい非難を展開した。トランプ氏は、バイデン政権下で不法移民が急増し、治安が悪化していると主張。「国境の壁を完成させ、不法移民を強制送還する」と改めて訴えた。
激しい応酬
討論会は約90分間にわたり、両氏は移民問題のほか、経済や外交、気候変動など幅広いテーマで激しく応酬した。トランプ氏は「バイデン氏の政策はアメリカを弱体化させている」と攻撃。バイデン氏は「トランプ氏は分裂をあおっている」と反論した。
移民問題の焦点
移民問題では、トランプ氏が「記録的な数の不法移民が流入し、社会保障や雇用に悪影響を及ぼしている」と強調。一方、バイデン氏は「移民制度改革が必要だ」と述べ、不法移民に市民権への道を開く法案を推し進める考えを示した。
また、トランプ氏は「私が大統領なら、国境の壁を完成させ、不法移民を直ちに送還する」と主張。バイデン氏は「壁は非効率的で、人道に反する」と批判した。
経済政策の論戦
経済政策では、トランプ氏が減税と規制緩和を主張し、「バイデン氏の増税政策は経済を低迷させる」と非難。バイデン氏は「富裕層への減税は格差を拡大する」と反論し、中間層支援策を訴えた。
外交政策では、両氏は中国やロシアへの対応を巡り対立。トランプ氏は「強いリーダーシップが必要だ」と強調し、バイデン氏は「同盟国との連携が重要だ」と述べた。
討論会は激しい応酬が続き、両氏の政策の違いが鮮明になった。政治評論家は「この討論会が今後の選挙戦に大きな影響を与える」と分析している。



