【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は7日、米軍が継続しているイラン港湾の封鎖について、米中央情報局(CIA)がイランは少なくとも3~4カ月は耐久できるとの分析結果をまとめたと報じた。CIAは今週、この報告書を政権の政策担当者に提出したという。
トランプ大統領の主張と現実の乖離
トランプ大統領は、港湾封鎖が効果を上げており、イランは追い込まれていると主張。戦闘終結の合意に楽観的な見方を示しているが、CIAの分析は思惑通りに進まない可能性を示唆している。
イランの軍事力は依然強力
同紙は米当局者の話として、イランが戦闘開始前に保有していた移動式発射台の約75%、備蓄していたミサイルの約70%を維持していると伝えた。さらに、ほぼ全ての地下貯蔵施設の復旧や再開が可能で、損傷したミサイルを修理できるとしている。
石油輸出停滞と経済への影響
トランプ氏は港湾封鎖に伴って石油輸出が滞り、イランの経済が「崩壊しつつある」と主張。14~15日に予定する中国訪問を前に、イランと戦闘終結で合意する可能性が「高い」と発言していた。
米軍の封鎖実績
米中央軍は6日にX(旧ツイッター)で、港湾封鎖によりこれまでに船舶52隻の行き先を変更させたと発表した。



