愛知・名古屋アジア大会100日前イベント、ダンスや歌で盛り上げ ラッピング列車や漫画展示も
愛知・名古屋アジア大会100日前、ダンスや歌でエール ラッピング列車も

2026年6月12日 05時10分 (6月12日 10時08分更新)

愛知・名古屋アジア大会の開幕まで100日となった11日、名古屋市内では大会の応援サポーターを務めるアーティストによるライブが開催され、スポーツにちなんだ展示も始まった。JR東海は大会マスコットキャラクターを描いたラッピング列車を発表し、地域全体で大会への期待が高まった。

ミッドランドスクエアでライブとトーチ・メダルお披露目

名古屋・名駅のミッドランドスクエアでは、5人組ガールズグループ「MYERA(マイラ)」によるスペシャルライブが行われた。メンバーは「大会が近づいている。エールを送りたい」と語り、軽快なダンスと力強い歌声で会場を盛り上げた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

グループは大会をPRする「愛知・名古屋2026応援サポーター」を務めており、計3曲を披露。「選手や大会に関わる皆さんの未来につながるように」と願いを込めた。

県内出身のKotoさんは地元の魅力としてジブリパークを挙げ、「世界で大人気。ここ名古屋にしかない」とアピール。Yuiさんは「学生の頃、自分の庭のように大須観音(近くの商店街)に通っていた」と明かした。

ライブ後には、聖火リレーのトーチや金、銀、銅のメダルが初めて公開された。聖火ランナーのプロフィギュアスケーター安藤美姫さんも登壇し、「トーチの内部が見えるのが特徴的。地元の大会をPRできるのはうれしい」と笑顔を見せた。

お披露目に続いて、金、銀、銅メダルや表彰台、聖火リレーのトーチ、聖火ランナーのユニホームなどが特別に展示された。

ボランティアで大会に参加するという名古屋市緑区の折り紙教室講師、水谷明美さん(63)は「メダルはかっこよくてほしくなるデザイン。携帯電話などの金属を使ったアイデアも良い」と声を弾ませた。聖火ランナーを務めた縁で入手した2021年の東京五輪の聖火のトーチも持参し、アジア大会のトーチと見比べて「地元での開催は東京五輪に増してうれしい」と目を細めた。(水野豪太、川添智史)

JRセントラルタワーズでスポーツ漫画の色紙・複製原画展

名古屋・名駅のJRセントラルタワーズ12階広場では「100 Days To GO!漫画家サイン色紙・複製原画展」が始まった。漫画ファンらが足を止め、写真を撮っていた。21日まで開催される。

有名漫画やスポーツ作品を中心に、色紙47枚と複製原画42枚が並ぶ。大会競技の一つ、カバディをテーマにした「灼熱カバディ」の色紙は、作者の武蔵野創さんが主人公と金のシャチホコを描き下ろした。複製原画では、野球、テニス、サッカー、バレーなど多彩なスポーツ作品の迫力あるシーンを鑑賞できる。

東京都から家族旅行で訪れた筒井綾乃さん(49)は自転車競技の「弱虫ペダル」の複製原画に見入り、「単行本で読むより画力が伝わってくる。アジア大会の開催をこの展示で知ったので、生で競技を見てみたい」と話した。(日暮大輔)

聖火リレーは県内名所を巡る

アジア・アジアパラ大会(愛知・名古屋大会)の組織委員会が11日に発表した聖火リレーの会場には、名城公園や熱田神宮など県内の名所や公園が並んだ。聖火リレーは8月22日に名古屋市で始まり、同29日からは二つのルートに分かれて県内を巡る。

ラッピング列車が東海道線を走行

今秋のアジア・アジアパラ大会を盛り上げようと、JR東海は12日から、マスコットキャラクター「ホノホン」と「ウズミン」を描いたラッピング列車を東海道線豊橋-大垣間で運行する。同社と大会組織委員会が11日、同社名古屋工場(名古屋市中川区)で報道陣に列車を公開した。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ

列車は313系の4両編成で、1両目と4両目は金色が基調。中間の2両はそれぞれの側面を緑色と紫色で塗り分けた。ホノホンとウズミンは、全車両の側面に異なるポーズで登場している。

式典も行われ、大会組織委員会会長の大村秀章知事、会長代行の広沢一郎名古屋市長、同社の丹羽俊介社長らがテープカットに臨んだ。大村知事は「アスリートの躍動を生で見てもらえるよう大会の機運を醸成したい」とあいさつ。広沢市長は「大きく目立つ車両。たくさん写真を撮って拡散してもらいたい」と述べ、丹羽社長は「お客さまや沿線の方々に(大会が)間近だと感じてもらえれば」と期待した。

列車は1編成のみで、10月下旬ごろまでほぼ毎日運行される。(田村貴也、水谷元海)