アジア大会開幕まで100日、愛知で機運醸成イベント続々
アジア大会まで100日、愛知名古屋でイベント

言葉や文化、国境の壁を越え、アジアのトップアスリートたちが限界に挑む。スポーツと平和の祭典、アジア競技大会(読売新聞社協賛)の開幕まで11日で100日を迎えた。メダルや聖火リレーのトーチなども披露され、イベントに足を運んだ愛知県民からは「躍動する選手を間近に見たい」と期待する声が聞かれた。

100日前セレモニーでトーチお披露目

名古屋能楽堂(名古屋市中区)では大会組織委員会やパートナー企業などの関係者約400人が参加し、100日前セレモニーが開催された。愛知県の大村秀章知事は「皆さんも一緒に、アジア最大のスポーツと平和の祭典である大会を盛り上げてほしい」とあいさつ。続いて、大会公式アンバサダーで俳優の松平健さん(72)がトーチを手に、ユニホーム姿のボランティアらと登場した。

トーチはアルミ製で長さ70センチ、重さ約1.3キロ。愛知県立芸術大の本田敬教授(57)がデザインした。一部をむき出しにして、工業的構造美である燃焼装置が見えるようにした点が特徴だ。

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メダルも公表、廃小型家電の金属活用

大会で選手らに贈られるメダルも公表された。大阪府在住のデザイナー志波大輔さん(40)が手がけた。落下した円盤の割れ目をもとにしており、志波さんは「人工知能(AI)やデジタルが当たり前の時代だからこそ、偶然できたアナログな形に着目した」と語った。素材には、県内自治体から回収した廃小型家電に含まれる金属の一部を使ったという。

名古屋駅で漫画展覧会、人気作品のサイン色紙や複製原画

名古屋駅のJRセントラルタワーズでは、漫画作品からスポーツや愛知・名古屋の魅力を感じてもらおうと、作者のサインや複製原画を集めた展覧会が始まった。人気漫画「名探偵コナン」の作者青山剛昌さんらによる「ようこそ愛知・名古屋へ!」とのメッセージと、主人公の江戸川コナンが描かれたサイン入りの色紙、あだち充さんの人気野球漫画「MIX」の名場面が描かれた複製原画などが並ぶ。同県あま市から長女(3)と訪れた会社員男性(40)は「選手たちが活躍するイメージが湧き、開幕がとても楽しみになった」と胸を躍らせていた。観覧無料、21日まで、午前11時~午後8時。

ラッピング列車もお目見え、ホノホンとウズミンがあしらわれる

アジア大会のマスコットキャラクター「ホノホン」とアジアパラ大会の「ウズミン」を描いたJR東海のラッピング列車1編成(4両)が11日、同社名古屋工場(名古屋市中川区)で記者団に公開された。12日から10月下旬まで、主に東海道線(大垣―豊橋間)を走る予定。通勤列車に使われる313系のカラフルな車体の側面に、ガッツポーズをしたり、感涙したりするホノホンやウズミンのイラストをあしらった。丹羽俊介社長は「とてもインパクトがある列車。機運醸成につながることを期待する」と述べた。

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