牛丼チェーン「松屋」を展開する松屋フーズは1日、東京都中央区にある百貨店「松屋銀座」の地下1階に、国産食材にこだわったメニューを提供する持ち帰り専門店「松屋PREMIUM(プレミアム)」を10日にオープンすると発表した。同社が百貨店に常設店を構えるのは初めての試みで、拡大する中食市場を狙った戦略とみられる。
限定メニューと店舗デザイン
新店舗では、通常の松屋では味わえない限定メニューを用意。代表的な商品として、「神戸牛牛めし」(税込み1390円)、「国産黒毛和牛のうまトマハンバーグ」(同1681円)、「雪国育ちの濃厚トンテキ」(同1681円)などがラインアップされる。これらのメニューはすべて国産素材を使用し、高級感を打ち出している。
店舗の外観は木目調のデザインを基調とし、百貨店の品格に合う上質な雰囲気を演出。持ち帰りに特化した店舗形態で、買い物客のテイクアウト需要を取り込む狙いだ。
出店の背景
松屋フーズは昨年、同じ「松屋」の社名を持つ縁から、開店100周年を迎えた松屋銀座に期間限定の店舗を出店。食品催事場では過去最高の売り上げを記録するなど、大きな反響を呼んだ。この成功を受け、今回の常設店出店が決定した。
同社は今後、中食市場のさらなる拡大を見込み、百貨店や商業施設への出店を積極的に検討していく方針。



