農林水産省が29日に公表した2025年の漁業・養殖業生産統計によると、養殖を含む総漁獲量は前年比1.6%減の357万7400トンとなり、5年連続で減少した。これは1956年の統計開始以来、過去最低を更新する数字だ。
海の漁獲量は減少、養殖は増加
海面漁業の漁獲量は3.1%減の270万500トン。特にホタテは北海道などで不漁が続き、17.0%減の26万3000トン。カツオも宮城県や静岡県で水揚げが減り、19.6%減の19万4300トンだった。
一方、海面養殖業は3.6%増の83万1900トンと好調。ノリ類やワカメ類の収穫量が伸びたことが牽引した。
過去のピークと比較
日本の漁獲量は1984年の約1281万トンをピークに減少傾向が続いており、現在は当時の3分の1以下となっている。



