MS&ADインシュアランスグループホールディングスは26日、傘下の三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険が2027年4月に合併し商品を一本化するのに伴い、自動車保険で6%程度、火災保険で5%程度の保険料引き上げを検討していると発表した。今後の収支状況などを踏まえて正式に決定する方針だ。
値上げの背景と時期
今回の引き上げは、火災保険では2024年10月以来、自動車保険では2026年1月以来となる。物価上昇による修理費の高騰に備えるためとしている。MS&ADは、合併後の新会社「三井住友海上あいおい損害保険」の国内損保事業の規模が、東京海上日動火災保険を抜き、国内首位となる見通しであることも明らかにした。
業界への影響
この値上げは、損害保険業界全体の収益改善につながる可能性がある。近年、自然災害の増加や修理費の高騰により、損保各社の収支は悪化傾向にあった。MS&ADの動きは、他の損保会社にも波及する可能性がある。
自動車保険と火災保険の値上げは、家計や企業にとって負担増となるが、保険会社は持続可能な経営を維持するために必要な措置と説明している。今後の収支動向や競合他社の対応が注目される。



