ソフトバンクG時価総額48.7兆円、トヨタ抜き22年半ぶり首位交代
ソフトバンクG時価総額48.7兆円、トヨタ抜き首位

2026年6月1日の東京株式市場で、ソフトバンクグループ(SBG)の時価総額がトヨタ自動車を上回り、日本企業としてトップに立った。首位交代は2003年12月以来、実に22年半ぶりの出来事である。株式市場では、SBGをはじめとする人工知能(AI)や半導体関連企業の株価が急上昇しており、この日の日経平均株価(225種)も2営業日連続で最高値を更新した。

時価総額の算出と重要性

時価総額は、企業の株価に発行済み株式数を掛けて算出される。市場における企業の評価を示す指標として、投資家などから重視されている。SBGの株価は、出資先である米オープンAIの株式上場計画への期待などを背景に急上昇し、1日も前週末比で14%値上がりした。この結果、終値ベースの時価総額は48.7兆円となり、トヨタの45.8兆円を上回った。

トヨタの長期首位に終止符

野村証券によると、トヨタの時価総額は2003年12月に通信キャリア大手のNTTドコモを抜いて以来、首位の座を守り続けてきた。世界各地での好調な自動車販売などがその背景にあった。しかし、今回のSBGの急成長により、その長期にわたる支配に終止符が打たれた。

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日経平均も最高値更新

1日の日経平均株価(225種)の終値は、前週末比604円83銭高の6万6934円33銭となった。前週末の米株高を受け、半導体関連株を中心に上昇した。SBGはフランスでのAI向けデータセンター(DC)整備計画が好感され、1銘柄で日経平均を844円押し上げた。日経平均は一時、901円78銭高い6万7231円28銭まで上昇し、取引時間中の最高値も更新した。

市場の反応と今後の見通し

今回の首位交代は、日本の株式市場における構造変化を象徴している。長らく自動車産業が牽引してきた日本経済において、AIや半導体といった先端技術分野の台頭が顕著となった。市場関係者は、SBGの今後の成長戦略や、トヨタの電気自動車(EV)シフトなどの対応に注目している。

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