生命保険大手4社の2026年3月期連結決算が26日、出そろった。本業のもうけを示す基礎利益は日本生命保険、明治安田生命保険、住友生命保険の3社が過去最高を更新した。株高により配当金が増加したほか、海外グループ会社の業績が好調だったことが主な要因である。
日本生命の基礎利益は1兆3016億円
日本生命の基礎利益は前期比28.8%増の1兆3016億円に達した。買収した米国グループ会社が利益を大きく押し上げた。記者会見で赤堀直樹副社長は「金利上昇は大変急激」と指摘し、価格下落が見込まれる国内債券の保有を減らす方針を示した。
明治安田生命と住友生命も増益
明治安田生命保険の基礎利益は13.9%増の7602億円、住友生命保険は2.8%増の4081億円となった。両社とも株式市場の上昇による配当金収入の増加や海外事業の拡大が寄与した。
第一ライフグループは減益
一方、第一ライフグループは海外子会社で保険金の支払いが増えたため、基礎利益が2.4%減の6294億円となった。ただし、売上高に当たる保険料等収入は4社全てで増収となり、日本生命は20.0%増の9兆4373億円を記録。貯蓄型保険の販売が好調だった。



