ソフトバンクG、時価総額トヨタ抜き首位に AI投資で22年ぶり交代
SBG時価総額トヨタ抜き首位 AI投資で22年ぶり交代

週明け1日の東京株式市場で、ソフトバンクグループ(SBG)の時価総額が48兆円を超え、トヨタ自動車を抜いて国内企業で首位に立った。人工知能(AI)関連事業への積極的な投資が株価を押し上げ、22年半ぶりの首位交代となった。トヨタは日本の製造業を代表する存在であり、今回の交代は日本の産業構造の転換を象徴する形となった。

株価と時価総額の動き

SBG株の1日終値は前週末比1050円高の8541円。5月31日に最大で750億ユーロ(約14兆円)を投じ、フランスで大規模なAIデータセンター事業を始めると発表したことが株価上昇に拍車をかけた。一方、トヨタは136円50銭安の2905円50銭で取引を終え、時価総額は46兆円弱だった。

首位交代の背景

大手証券会社によると、トヨタは2003年12月に当時の時価総額トップだったNTTドコモを追い抜いて以降、首位を守り続けてきた。しかし、SBGがAI分野への大規模投資で成長を加速させ、時価総額で逆転した。この交代は、日本経済が製造業中心からデジタル・AI産業へシフトしていることを示している。

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SBGの時価総額拡大は、世界的なAIブームを背景に、同社がAI関連企業への投資を積極的に進めてきた結果だ。特に、半導体設計会社ARMの上場や、AIデータセンター事業への巨額投資が評価されている。一方、トヨタは自動車業界の変革期にあり、電気自動車(EV)や自動運転技術への投資が求められているが、市場の期待に応えきれていない面がある。

今回の首位交代は、日本の産業構造の転換点として歴史的な意味を持つ。今後もAIやデジタル技術への投資が加速し、企業の時価総額ランキングにさらなる変動をもたらす可能性がある。

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