3日の東京外国為替市場で、円相場が一時1ドル=160円台に下落した。160円台を付けるのは、政府・日本銀行が円買い・ドル売りの為替介入を実施した4月30日以来、約1か月ぶりとなる。
円安進行の背景
米国とイランの戦闘終結に向けた協議の行方が不透明な中、原油価格が高止まりしている。原油輸入代金の支払いなどでドル需要が高まり、円売り・ドル買いが進みやすい状況が続いている。
過去の為替介入
政府・日銀は、極端な円安傾向を是正するため、4月下旬から5月にかけて総額約11兆7000億円の円買い・ドル売り介入を実施。今回、再び160円台に達したことで、市場では更なる介入への警戒感が強まっている。
市場関係者からは「介入の効果が限定的であり、再び円安が加速する可能性がある」との声も聞かれる。今後の為替動向と政府・日銀の対応が注目される。



