すき家創業者・小川賢太郎氏が死去 一代で売上高1兆円超の外食企業を築く
牛丼チェーン「すき家」などの外食事業を展開するゼンショーホールディングス(HD)は7日、創業者で会長の小川賢太郎(おがわ・けんたろう)氏が死去したと正式に発表しました。享年77歳でした。小川氏は今年1月に心筋梗塞を発症し療養中でしたが、6日に永眠されました。
一代で外食業界初の1兆円企業を創出
小川賢太郎氏は1982年のゼンショー設立時から2025年6月まで社長を務め、その後は会長として経営に携わってきました。同氏の卓越した経営手腕により、ゼンショーホールディングスは国内の外食企業として初めて売上高1兆円を突破する企業へと成長を遂げました。
記者会見で決算内容を説明する小川賢太郎社長(当時)の姿は、2014年5月14日に東京証券取引所で撮影されたものです。その毅然とした姿勢は、一代で巨大企業を築き上げた経営者の風格を感じさせます。
多角的なチェーン展開で業界をリード
ゼンショーホールディングスは小川氏の指導のもと、回転寿司チェーンの「はま寿司」、ファミリーレストランの「ココス」、ハンバーガーチェーンの「ゼッテリア」など、多様な業態を展開してきました。現在では国内外に約1万5000店舗を擁する巨大外食グループへと発展しています。
小川氏は2025年6月、社長職を次男で副社長の洋平氏に譲り、自らは会長に就任しました。また、業界団体である日本チェーンストア協会の副会長なども歴任し、外食産業全体の発展にも大きく貢献してきました。
外食業界に残した大きな足跡
小川賢太郎氏の死去は、日本の外食産業に計り知れない影響を与えるものとなります。一代で売上高1兆円超の企業を築き上げたその経営哲学と実績は、今後の業界発展の礎として長く語り継がれることでしょう。
ゼンショーホールディングスは、創業者の意思を引き継ぎながら、国内外でのさらなる事業展開を続けていく方針です。小川氏が築き上げた企業理念と経営基盤は、同社の今後を支える重要な財産となるに違いありません。



