UAE離脱で揺れるOPEC、「終わり」の始まりか さらなる脱退観測も
UAE離脱で揺れるOPEC、「終わり」の始まりか

アラブ首長国連邦(UAE)が1日、石油輸出国機構(OPEC)を脱退すると表明した。米国など新たな産油国の台頭が進む中、中東情勢の緊迫が直撃する。UAEの離脱は、世界最大の産油国グループの「終わり」の始まりとなるのだろうか。

UAEのOPEC脱退、背景に増産路線の違い

国際エネルギー機関(IEA)によると、UAEを含むOPEC加盟12カ国の3月の原油生産量は日量2107万バレルと、2月の2982万バレルから3割減少し、歴史的な落ち込みとなった。サウジアラビアが前月比315万バレル、イラクが300万バレル、UAEも127万バレル、それぞれ減らした。これは「史上最も深刻な供給ショック」と評される。

湾岸5カ国だけでOPEC全体の生産量の大部分を占めるが、足元では中東情勢の緊迫が生産に影響を与えている。UAEの脱退表明は、OPEC内での増産路線の違いや価格への影響力低下が背景にあるとみられる。

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さらなる脱退の観測も

専門家の間では、UAEに続く脱退国が出る可能性も指摘されている。OPECの結束が揺らぐ中、今後の産油国グループの行方が注目される。

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