日立とGEベルノバ、東南アジアで小型原発SMR導入を検討 電力需要増に対応
日立とGEベルノバ、東南アジアでSMR導入検討

日立とGEベルノバ、東南アジアで小型原発SMRの導入を本格検討へ

日立製作所は2026年3月14日、米国の重電大手GEベルノバと共同で、次世代の小型モジュール炉(SMR)について、東南アジア地域での導入機会を検討すると正式に発表しました。両社は同日、東京都内において、この取り組みを進めるための覚書を締結しました。

合弁会社で開発するSMR「BWRX-300」の展開を視野に

日立とGEベルノバは、既に合弁会社を通じてSMR「BWRX-300」を共同開発しており、日立は制御棒などの主要機器を製造しています。昨年には、北米および西欧で初めてとなるSMRの建設許可をカナダ・オンタリオ州で取得しており、2030年までの完成を目指しています。

SMRは、従来の大型原子力発電所と比較して、1基あたりの出力が小規模であることが特徴です。これにより、建設費用の削減や工期の短縮が可能とされ、近年の電力需要の急増に対応する有力な選択肢として注目を集めています。

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AI拡大に伴う電力需要増が背景、サプライヤー連携も強化

特に、人工知能(AI)技術の利用拡大に伴い、データセンターを中心とした電力需要が世界的に高まっていることが、SMR導入の動きを後押ししています。日立とGEベルノバは、東南アジアでの導入検討に加えて、日本のサプライヤーとの連携や供給網の強化も併せて検討していく方針です。

この動きは、エネルギー安全保障と脱炭素化の両立を目指す国際的な潮流の一環とも位置付けられます。両社は、覚書に基づき、具体的なプロジェクトの可能性や現地の規制環境などを詳細に調査し、早期の実現を図るとしています。

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