ガソリン価格が3カ月ぶりに160円台へ急騰 イラン情勢の緊迫化が原油市場を直撃
経済産業省が3月11日に発表した調査によると、3月9日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から3円30銭高い161円80銭となりました。この値上がりは4週連続で、2025年12月以来、約3カ月ぶりに価格が160円台に到達したことを意味します。
イラン情勢の緊迫化が原油価格を急騰させた
背景には、中東情勢の緊迫化があります。2月28日に米国とイスラエルがイランへの攻撃に踏み切ったことを受け、国際的な原油相場が急騰しています。この影響が直接、ガソリン価格に反映され、全国的な値上げにつながりました。
調査時点の3月9日には、全ての都道府県でガソリン価格が上昇しており、地域を問わず価格高騰の波が広がっている状況です。軽油の価格も前週より3円20銭高い149円80銭に、灯油は18リットル当たり(一般的なタンク1個分)2267円と、前週から47円上がりました。
来週も大幅な上昇が続く見通し
経済産業省の関係者によれば、来週はさらに店頭価格への反映が進むため、大幅な上昇が続く見通しです。原油市場の不安定さが継続していることから、消費者にとっては家計への負担増が懸念されます。
このような価格動向は、エネルギー安全保障や経済政策にも影響を及ぼす可能性があり、政府や関連機関の対応が注目されています。今後も中東情勢の進展に合わせて、ガソリンをはじめとする燃料価格の変動が続くことが予想されます。



