米医学賞ラスカー賞を主催するラスカー財団は14日、京都大学の山中伸弥教授を新たな財団理事に選出したと発表した。山中教授は人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究において2009年にラスカー賞を受賞しており、2012年にはノーベル生理学・医学賞も受賞している。
財団の使命と合致
ラスカー財団は声明で、「山中教授の生涯にわたる科学への貢献は、生物医学研究への支援を通じて人々の健康を向上させるという財団の使命と合致する」と述べ、その選出理由を説明した。
ラスカー財団の役割
同財団は1942年に設立され、ラスカー賞はノーベル賞の登竜門として世界的に知られる。賞の受賞者は独立した審査委員会が推薦し、最終的に理事会が承認する仕組みとなっている。山中教授の理事就任により、財団の運営に研究者の視点がより反映されることが期待される。
山中教授はiPS細胞の開発で画期的な成果を挙げ、再生医療や創薬分野に大きな影響を与えてきた。今回の理事就任は、その功績が国際的に高く評価されている証しといえる。



