EXILEメンバーが指導するシニア向けダンス番組、4月から毎週レギュラー放送へ
BS10で1月から月1回で放送されていたシニア向けダンスレッスン番組「マネして踊って! DANCE TRAIN」が、4月から毎週土曜午前10時半のレギュラー放送となることが決定した。この番組は、EXILEのTETSUYAらを中心としたグループ「EXILE B HAPPY」が講師を務め、60~70歳代の生徒たちがダンスに挑戦する内容だ。EXILEなどが所属するLDHとBS10がタッグを組み、ダンスを通じてシニア層の健康と活力向上を目指す本格的な取り組みとして注目を集めている。
LDHとBS10の強みを生かした番組制作
番組を手がけた大石健プロデューサーは、「ダンス教材の制作などで日本を元気にしてきたLDHと、通販番組などでシニア顧客が多いBS10の双方の強みを生かせる企画だ」と語る。講師陣は、「ダンスと音楽で子どもたちの夢を応援する」を目的に結成された「EXILE B HAPPY」で、GENERATIONSやTHE RAMPAGEなどLDH所属グループから集まったメンバー8人が指導にあたる。先月には新たに2人が加わり、より充実したレッスンが提供されている。
ダンス未経験のシニア生徒たちが挑戦
生徒は芸能事務所から募った63~77歳の男女6人で、全員が番組出演までダンス経験はなかった。ダンスを始めたい理由は様々で、「腰痛や膝の痛みを運動で解消したい」という健康目的から、「子どもの頃から踊ることにあこがれがあった」「妻をもう一度振り向かせたい」といった個人的な動機まで多岐にわたる。初回収録前は、本当に踊れるのかと半信半疑だったというが、現在では全員がノリノリで踊れるようになっている。
誰でも踊れる振り付けと丁寧な指導
ダンスの振り付けはTETSUYAが考案しており、「Choo Choo TRAIN」のような勢いのある曲から「なごり雪」のようなしっとりした曲まで、親世代が親しんだ楽曲を取り入れている。TETSUYAは「親世代が聞いていた楽曲で振り付けを作るのは新鮮だ」と語る。レッスンでは、「肩が上がりにくい人は腕の位置が低めでもOK」「片足を前に出すと腰が楽」といったシニア世代に配慮したアドバイスも行われ、参加者から好評を得ている。
視聴者参加型の番組構成と今後の展開
放送では、画面の片隅に小窓で振り付けをわかりやすく表示し、視聴者も一緒に踊れる仕組みを採用。さらに、EXILE B HAPPYの講師陣とシニア、子どもたちが交ざったグループで振り付けを考えて踊る企画など、シニア層から3世代で楽しめる内容を目指している。収録後、生徒のトシヤさん(66)は「うまい下手は関係なく、好きに体を動かして楽しめるコツを教えてもらえた」と笑顔で語り、シホさん(71)も「全身の関節がほぐれて、子どもの時のように良い汗が楽しくかけた」と喜びを表現した。
教える側にも良い影響、今後の企画に期待
この世代を超えたダンスレッスンは、教える側にも良い影響を与えている。メンバーの小森隼(GENERATIONS)は「楽しいことを追求する心に年齢は関係ないと感じ、生徒の前向きさに刺激を受けた」と語り、浦川翔平(THE RAMPAGE)も「パワーを分けようと思っていたら、逆にもらった」と振り返る。今後はスタジオを飛び出し、ロケやクルーズ船での企画も検討されており、大石プロデューサーは「ゆくゆくは街の公民館で体操をしている人たちや、視聴者にもダンスレッスンを提供したい」と展望を語っている。



