福岡県田川市の村上卓哉市長が元秘書の女性職員に対するセクハラ行為を認定され、辞職の意向を示した問題で、29日に開かれた市議会臨時会では、市政トップとしての資質を問う厳しい質問が相次ぎました。村上市長は謝罪を繰り返しましたが、次期市長選への対応については明言を避けました。
臨時会でのやり取り
今月18日に市の第三者調査委員会がセクハラ認定の調査報告書を公表して以降、村上市長が市議会本会議で質疑を受けるのは初めてのことです。村上市長は辞職理由について、「市民生活への影響を最小限にするため、混乱を長引かせてはならないと考え、けじめをつける決意をした」と説明しました。
質疑での批判
その後の質疑では、「市長としての資質を疑わざるを得ない」といった批判が相次ぎました。第三者委員会の調査費約1350万円や、女性職員を帯同した公務出張費の返還、退職金の返納を求める声も上がりましたが、村上市長は「責任の取り方として辞職を選んだ」と述べるにとどまりました。
辞職後の対応
臨時会後、村上市長は報道陣に対し、「支援者や市民の期待を裏切り、心からお詫び申し上げる」と改めて謝罪しました。市によると、村上市長の辞職後、6月1日以降は安藤正之副市長が市長職務を代行します。7月5日告示、12日投開票の市長選は、欠員が生じている市議補選(被選挙数2)と同じ日程で行われる予定です。



