米軍横須賀基地不法侵入、元商社社員に懲役10月求刑 横浜地裁
米軍横須賀基地不法侵入、元商社社員に懲役10月求刑

神奈川県の米海軍横須賀基地に米軍関係者を装って不法侵入したなどとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反と偽造無印私文書行使の罪に問われている元大手総合商社社員、水野圭隆(よしたか)被告(46)の初公判が13日、横浜地裁で開かれた。被告は起訴内容を認め、検察側は拘禁10月を求刑し、即日結審した。判決は6月18日に言い渡される。

30回以上にわたり米軍施設に侵入

検察側の説明によると、被告は2021年ごろ以降、偽造したIDカードを使用し、少なくとも30回以上にわたり、横須賀基地を含む複数の米軍施設に侵入。基地内の飲食店や宿泊施設を利用していた。昨年11月、基地内で借りたレンタカーの駐車禁止違反を巡り、警察官にこの偽造カードを提示したことで発覚した。

被告、米軍への憧れを告白

被告人質問で、被告は小中学生時代に経験したホームステイを通じて米軍に強い憧れを抱くようになったと述べた。米国の大学に進学後、米軍入隊を目指して演習を受けたが、現地の制度変更により断念したことを明かした。罪の意識や偽造カード使用が発覚する恐怖はあったが、「基地の中に入りたい気持ちが勝っていた」と語った。

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本件は、日米地位協定に基づく刑事特別法違反として処理され、基地のセキュリティ上の問題も浮き彫りにした。裁判所は6月18日に判決を言い渡す予定で、今後の量刑が注目される。

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