BTS約4年ぶり復帰公演、ソウルで20万人集結へ…梨泰院事故踏まえ3400人態勢で厳戒警備
韓国の行政安全省は3月11日、人気グループ「BTS」が3月21日にソウル中心部の光化門広場で開催する復帰公演を控え、対策会議を開いた。当日は世界各地から20万人以上の観客が集まると見込まれており、大規模な雑踏事故防止に向けた総合的な安全対策が講じられる。
過去最大規模の消防・警察態勢で警戒強化
ソウル市によると、消防当局は過去最大規模となる消防車99台と隊員765人を動員する予定だ。現場対応職員らと合わせて計約3400人態勢で警戒に当たり、関係機関と連携して防犯カメラ映像をリアルタイムで監視するなど、人混みの管理を徹底する。また、地下鉄の最寄り駅である光化門駅、市庁駅、景福宮駅では、混雑緩和のため電車を通過させる措置が取られる。
梨泰院事故の教訓を活かした事前対策
韓国では2022年10月、繁華街・梨泰院で約160人が死亡する雑踏事故が発生しており、今回の公演ではその教訓を踏まえた安全確保が最優先事項となっている。ソウル市は11日からホームページの特設ページで交通や安全に関する情報を公開し、3月19日と20日には関係機関が参加して雑踏事故の発生が懸念される場所の最終点検を行う予定だ。
尹昊重(ユンホジュン)行政安全相は会議で、「Kカルチャーの地位にふさわしい安全を世界に知らせるため、イベント会場の安全確保に全力を尽くす」と述べ、国際的な注目を集める公演の成功に向けた決意を示した。
BTSの活動再開と兵役終了を背景に
BTSは2022年6月に活動休止を発表し、今回の公演で約4年ぶりの活動再開となる。メンバーは韓国軍に入隊するなどして昨年までに全員が兵役を終えており、ファンからの期待が高まっている。この復帰公演は、グループの新たな始まりを象徴する重要なイベントとして、国内外から大きな関心を集めている。



