京王線特急と乗用車が踏切で衝突、男女2人が軽傷を負う
2026年4月2日午前5時20分ごろ、東京都府中市八幡町3丁目の京王線府中駅―東府中駅間の踏切で、特急電車と乗用車が衝突する事故が発生しました。警視庁府中署の発表によると、乗用車に乗っていた30代の男性と20代の女性が軽傷を負い、近隣の病院に緊急搬送されました。電車の乗客および乗員約200人については、幸いにもけが人は確認されていません。
運転士の証言と事故原因の調査
事故当時、特急電車を運転していた運転士は、警視庁府中署の聴取に対し、「踏切の手前で乗用車が進入してくるのを確認し、直ちにブレーキをかけましたが、衝突を回避するには間に合いませんでした」と説明しています。この証言を受け、同署は事故の詳細な原因を究明するため、現場の状況確認や関係者への聞き取り調査を進めています。踏切の安全装置の作動状況や、乗用車の運転手の行動など、複数の角度から検証が行われる見込みです。
京王線の運行に大きな影響、復旧のめど立たず
京王電鉄によりますと、この事故の影響により、府中駅―飛田給駅間および東府中駅―府中競馬正門前駅間の上下線で、運転を見合わせています。現在のところ、運行再開の具体的な見通しは立っておらず、復旧作業と安全確認が急ピッチで進められています。同社は、通勤・通学時間帯に重なることから、利用者への影響を最小限に抑えるため、代替輸送や情報提供に全力を挙げています。
事故現場周辺では、警察や鉄道関係者が現場検証を行っており、交通規制が実施されています。地元住民からは、踏切の安全性向上を求める声も上がっており、今後の対策が注目されます。京王電鉄は、事故の詳細が判明次第、速やかに公表するとしています。



