米プロフットボールNFLのスタークォーターバック、ラッセル・ウィルソン(37)が3日、自身の交流サイト(SNS)で現役引退を表明した。今後はテレビの解説者として活動するという。
小さな体格から頂点へ
ウィルソンは声明で「NFLで成功するには小さ過ぎると言われた、180センチ余りの黒人の子どもにチャンスを与えてくれて感謝する」と語った。身長180センチ強とNFLのQBとしては小柄ながら、その才能と努力で頂点に上り詰めた。
輝かしいキャリア
ウィルソンは2012年のNFLドラフトで3巡目(全体75位)にシアトル・シーホークスに指名されて入団。ルーキーイヤーから先発QBの座を掴み、翌2013年シーズンにはチームを初のスーパーボウル制覇に導いた。この勝利はシーホークスにとって初の栄冠であり、ウィルソンの名声を確固たるものにした。
通算成績と表彰
現役12シーズンで、パス通算4万6966ヤード、353タッチダウンを記録。オールスター戦であるプロボウルには10度選出されるなど、リーグを代表するQBとして活躍した。また、シーホークス在籍中には2度のスーパーボウル出場を果たし、そのうち1度は優勝。2022年にはデンバー・ブロンコスに移籍したが、2024年シーズン限りで引退を決断した。
引退後の展望
引退後はテレビ解説者として新たなキャリアをスタートさせる。すでに複数の放送局が関心を示しており、ウィルソンの明快な分析力と人柄が評価されている。ファンからは「解説者としても活躍してほしい」との声が上がっている。
ウィルソンの引退はNFL界に大きな衝撃を与えたが、その功績は長く語り継がれるだろう。(AP=共同)



