3月20日の朝、高島平団地(東京都板橋区)にある保育園に通う6歳の長女が38度の熱を出しました。その日の卒園式をやむなく欠席することになりました。熱はすぐに下がったものの、3日後に再び発熱し、インフルエンザB型と診断されました。
結局、欠席した年長園児3人を対象とした卒園式にも参加できませんでした。長女と自宅で過ごしながら仕事のパソコンに向かううちに、区切りがないと卒園を実感できないものだと感じました。園からは保育証書を渡すので正装で来てほしいとの連絡があり、30日に家族で登園しました。
玄関に掲げられた「卒園式」の看板
玄関の前には「卒園式」と書かれた看板が掲げられていました。年長園児15人や担任の先生たちが見守る中、園長先生が保育証書を読み上げました。丁寧で優しい言葉に、皆が笑顔になりました。
自作のコサージュを胸につけ、保育証書を受け取った長女。他の園児と一緒に「明日は晴れる」を歌い、「うれしい」とほほ笑みました。通い始めた時はまだ7カ月の赤ちゃんでした。初めはミルクや離乳食を取らず、呼び出されたこともありました。
団地とともに歩んだ保育園の歴史
この保育園は、団地ができた際に住民が設立し、今年で48年の歴史を誇ります。その温かさの厚みを感じました。(増井のぞみ、44歳)
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