麻生久美子、新ドラマ「月夜行路」で主婦の再生描く 名作文学彩る旅のミステリー
麻生久美子「月夜行路」主婦の再生描く文学ミステリー

麻生久美子、新ドラマ「月夜行路」で専業主婦の再生を熱演

日本テレビ系で4月8日からスタートする新ドラマ「月夜行路―答えは名作の中に―」に主演する麻生久美子が、作品への思いや撮影現場の様子を明かした。水曜午後10時から放送されるこの作品は、名作文学を彩りにしたミステリーとして注目を集めている。

家事に追われる主婦が銀座のママと大阪へ

ドラマは、家事に追われるだけの日々を送る専業主婦・涼子(麻生久美子)が主人公。夫は仕事にかまけて家庭を顧みず、反抗期の子供2人にも邪険にされる毎日を送っている。涼子は「自分であることより、『妻』や『母親』という役割が先に来てしまっている」と自らの人生への自信を失いかけていた。

そんな涼子が転機を迎えるのは、銀座のバーのママ・ルナ(波瑠)との出会いだ。ルナに連れられ、大阪へ元カレを捜す旅に出る涼子。その道中では、夏目漱石や太宰治をはじめとした名作文学にまつわるいくつもの事件が次々と起こっていく。

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波瑠との共演で和気あいあいの現場

麻生久美子は、ダブル主演を務める波瑠との関係について「面倒見のよいお姉さんのように見える」と笑顔で語る。撮影現場では笑いが絶えず、盛り上がる話題は食べ物や健康グッズだという。「波瑠さんがかわいらしくて、つい色々買ってあげたくなるんですよね」と、姉妹のような絆を感じさせるエピソードも明かした。

現場は和気あいあいとしているが、演じる涼子は深い悩みを抱えている。麻生自身も2人の子供を育てる母親として、「家に帰ると、子供のことが頭のほとんどを占めている」と実感。それだけに、自分自身を見失ってしまう涼子の姿には共感するところが多いという。

名作文学が彩るミステリーの旅

傷心の涼子が、年下のルナに半ば強引に連れ出されて始める旅は、「本来の自分を取り戻す」大切な時間となる。麻生は「引っ張ってくれるルナを尊敬しているんですが、逆に涼子の包容力が見えてもいいかなと思います」と、役柄の成長に期待を寄せる。

道中では探偵役のルナが、豊富な文学知識を駆使して絡み合った謎を解き明かしていく。その“相棒”を務める涼子は読書が苦手だが、何げない言葉が解決の糸口になることもある。「どんなふうにヒントを出すのか、毎回楽しみなんです」と、名作に彩られたミステリーの展開にワクワクしている。

私生活では家族との笑いを大切に

インタビューでは、家庭円満のこつについても語られた。「私は家族と会話をたくさんしたいんですが、笑いも取り入れたいんです。ハグしてみたり、くすぐってみたり、笑いが生まれるとうれしいですよね。いつもくすぐっているわけじゃないですよ」と、ほほえましいエピソードを披露。

学生時代は角川ホラー文庫にハマり、貴志祐介などの作品をよく読んでいたという。のめり込んだ作家を全部読むのが好きだった麻生は、名作文学では梶井基次郎の「檸檬」が好みだと明かした。

多彩なキャリアを積む実力派女優

麻生久美子は1978年6月17日生まれ、千葉県出身。1998年の映画「カンゾー先生」で注目を集め、ドラマ「時効警察」や連続テレビ小説「おむすび」、映画「夕凪の街 桜の国」「モテキ」など多数の作品に出演。細田守、原恵一監督のアニメ映画では声の出演も多く、幅広い活躍を見せている。

新ドラマ「月夜行路」では、そんな実力派女優が専業主婦の心の再生を繊細に描き出す。名作文学が織りなすミステリーと、人間ドラマが交錯する旅物語に期待が高まる。

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