アニメ界の巨匠・芝山努さんが84歳で逝去 肺がんのため
アニメ監督の芝山努(しばやま・つとむ)さんが3月6日、肺がんのため84歳で亡くなりました。告別式は既に近親者のみで執り行われ、関係者からは惜しむ声が相次いでいます。芝山さんは東京都出身で、日本のアニメーション界に多大な功績を残しました。
「ドラえもん」のテレビシリーズを20年以上支える
芝山さんは「ど根性ガエル」や「元祖天才バカボン」で作画監督を担当し、緻密な画面設計で高い評価を得ました。特に「ドラえもん」のテレビシリーズでは、20年以上にわたりチーフディレクターを務め、作品の質を支え続けました。映画版では「ドラえもん のび太の魔界大冒険」を含む22作品を監督し、多くのファンに愛される作品を生み出しました。
「ちびまる子ちゃん」など人気作品を多数監督
テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」でも監督を務め、日常の温かさを描く作風で幅広い世代から支持を集めました。その他にも数々の作品に携わり、日本のアニメ文化の発展に大きく貢献しました。
アニメ制作会社・亜細亜堂を設立 後進の育成にも尽力
1978年にはアニメ制作会社・亜細亜堂を設立し、「忍たま乱太郎」などの制作を手掛けました。また、湯浅政明さんをはじめとする若手アニメーターの育成にも力を注ぎ、業界全体の発展に尽力しました。芝山さんの逝去は、アニメ界にとって大きな損失となっています。



