小田憲和監督、故郷みやま市で映画「笑いのソネット」撮影開始 兄妹の絆と笑いの物語
小田憲和監督、故郷みやま市で映画撮影開始

小田憲和監督、故郷みやま市で新作映画「笑いのソネット」の撮影を開始

福岡県みやま市出身の映画監督・脚本家、小田憲和さん(37歳)が、監督と脚本を担当する新作映画「笑いのソネット」の撮影が、同市を舞台に始まった。この映画は、芸能人を志した兄の消息を追う妹が、町の人々の証言をたどりながら、兄の未完成のネタを完成させようとする心温まる物語である。

地元の風景を活かしたロケが進行中

撮影は、みやま市の清水寺本坊庭園や、クスの大木が生い茂る中ノ島公園など、地元の美しい風景を背景に行われている。さらに、道の駅みやま、市立図書館、山川市民センターなど、市内の様々なスポットでロケが実施され、最終日には市総合市民センターでエキストラを動員したクライマックスシーンの撮影が予定されている。撮影期間は15日まで続き、7月の完成を目指して作業が進められている。

小田監督の経歴と映画づくりへの情熱

小田さんは、山川中学校から伝習館高校に進学し、九州大学在学中から映画制作を学んだ。福岡市を活動拠点に、短編映画を中心に作品を発表し、数々の映画祭で入選を重ねてきた。本格的な長編映画としては、昨年制作された女子校のダンス同好会活動を舞台に著作権問題を取り上げた「LIBERTY DANCE」などがある。

2月18日に市役所で行われた記者会見で、小田さんは「ふるさとは、離れて初めてその良さが分かるものです。この映画では、登場人物が真相を探る過程で、みやまらしい風景や人々の温かさを映し出したい。地元の皆さんには、新たな魅力を感じてもらえる作品にしたい」と意気込みを語った。

地域活性化への期待

この映画制作は、みやま市の観光や文化振興にも貢献することが期待されている。地元住民の協力を得ながら、小田監督は故郷への愛着を込めて作品を仕上げることで、地域の新たな魅力を発信する機会となるだろう。