アワジワールドバレエ、浦島太郎と海賊の融合公演を再演
アワジワールドバレエ、浦島太郎と海賊の融合公演を再演

ロシアによるウクライナ侵略を逃れて淡路島に避難してきたバレエダンサーたちで結成された「アワジワールドバレエ」が、オリジナル公演「Pirates ~海賊と浦島太郎 竜宮城への航海~」を6月13日と14日に兵庫県淡路市の旧アソンブレホールで上演する。古典バレエの名作に日本の昔話の要素を融合させたユニークなストーリーで、観客に情熱あふれるステージを届ける。

ウクライナから淡路島へ、平和を願うバレエ団

バレエ団は2022年5月、世界的バレリーナで芸術監督の針山愛美さん(49)が、侵略によって踊る場を失ったダンサーたちを受け入れ、避難生活とキャリア構築を支援するために発足した。現在は日本人を含む16人が所属し、全国各地やラトビアの国立歌劇場で公演を行い、地元の小学校でも特別公演を実施。踊りを通じて平和への思いを発信している。活動は淡路島の文化活性化に取り組むパソナグループが支援している。

再演が決定、前回好評のオリジナル公演

今回の公演は、2025年春に初めて同ホールで上演し好評だったため再演が決まった。物語は、勇敢な海賊たちが大海原を航海中に激しい嵐に遭い、命からがら淡路島にたどり着き、浦島太郎と出会う。島で大切に守られている玉手箱を浦島太郎が取り出して海賊たちの傷を癒やし、彼らは未知の神秘的世界「竜宮城」を目指して再び海へと漕ぎ出すという構成だ。

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本番に向けた熱気あふれる通し稽古

10日には通し稽古が行われ、出演者たちは本番さながらの舞台で、引き締まった表情で周りと呼吸を合わせ、手先やつま先、姿勢を確認しながら優雅に舞った。針山さんは「前回よりダンサーたちの技術が上がっている。クラシックな見せ場を残しつつ、華やかな演出も多く取り入れているところを見てほしい」と話している。

公演詳細と今後の予定

公演は午後4時開演。定員約350人。一般4000円、小中高生2500円、未就学児無料。チケットは専用サイトか旧アソンブレホール(050-3816-3651)で申し込む。

また、バレエ団は9月23日に東京都港区のニッショーホールで上演する創作バレエと和太鼓を融合させた作品「with Love~バレエ『鶴の恩返し』と和の鼓動~」に出演する子どもダンサーを募集している。作品は日本の昔話「鶴の恩返し」を題材にしている。対象は6~13歳で性別は不問。7月29、30日と9月20、21、22日に同ホールから60分以内の場所で行われるリハーサルに参加できることが条件。出演料はなし。レオタードを着用した全身写真を添えて、公式サイトの専用フォームから6月30日までに申し込む。

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