岐阜・中津川市で「瀬戸の筍」収穫が本格化 伝統野菜の旬の味わい
岐阜県中津川市瀬戸地区において、特産品として知られる「瀬戸の筍」の収穫作業が始まりました。木曽川右岸に広がる竹林では、地元農家たちが春の恵みを丁寧に収穫しています。
飛騨・美濃伝統野菜に認証される貴重なタケノコ
瀬戸の筍は、岐阜県が認定する「飛騨・美濃伝統野菜」の一つとして正式に認証されています。この地域特有の昼夜の気温差と、木曽川から立ち上る霧の影響によって、驚くほど柔らかい食感と豊かな甘みが特徴です。自然環境が生み出す独特の風味が、多くの食通から高い評価を受けています。
「裏年」にあたる今年の収穫状況
瀬戸地区では、中津川市筍生産組合に所属する31戸の農家が、約20ヘクタールの竹林で栽培を手掛けています。タケノコの収穫には「表年」と「裏年」と呼ばれる周期があり、収穫量が多い年と少ない年が交互に訪れる特性があります。今年は残念ながら「裏年」に該当するため、収穫量が比較的少ない見込みです。
同生産組合の田口義久組合長(67)は「アクが少なく、甘みもたっぷりです。ぜひ旬の味を楽しんでいただきたい」と、自信を持ってPRしています。
販売方法と問い合わせ先
収穫された瀬戸の筍は、長野県を中心とした市場に出荷されるほか、地元でも直接販売が行われています。同組合が運営する選果場では、火曜日と土曜日を除く毎日、午前9時から午後2時まで販売を実施。価格は1キログラムあたり800円(税込み)に設定されており、宅配サービスも利用可能です。
詳細な情報や購入に関する問い合わせは、中津川市筍生産組合筍選果場(電話:0573-69-3437)まで直接ご連絡ください。



