福島・浜通り6次化商品の販路拡大へ「浜通りサークルマルシェ」始動、マルト4店舗に常設棚設置
浜通り6次化商品の販路拡大へ「サークルマルシェ」始動

浜通りサークルマルシェが始動、6次化商品の販路拡大を支援

福島県浜通りの6次化商品などの販売支援を目的とした「浜通りサークルマルシェ」が18日、始動した。この取り組みは、いわき市のマルト4店舗に常設棚を設け、浜通りの事業者が手がけた6次化商品を中心に販路拡大を後押しすることを目指している。主催する浜通りの広域連携団体「HAMADOORI13(浜通りサーティーン)」の吉田学代表は、「新しい浜通りの発見につながることを願う」と期待を込めて語った。

ラストワンマイルに焦点を当てたプロジェクトの一環

このマルシェは、浜通りなど15市町村の交流人口拡大を目的とした広域マーケティング事業「HAMADOORI CIRCLE PROJECT(浜通りサークルプロジェクト)」の一環として実施される。商品が消費者に届くまでの最後の工程「ラストワンマイル」に焦点を当てた取り組みで、いわき市のファーム白石が集荷と運送を、マルトが陳列を担う。さらに、カゴメが取り組みを支援している。

各事業者では、大規模な流通に乗せづらかったり、物流費や燃料費の高騰で届けることの負担が高まったりしているという。こうした背景から、販売網が限られている事例があり、プロジェクトではこれらの課題の解決を目指している。

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記者発表会で関係者が意気込みを語る

いわき市で開かれた記者発表会では、マルトの安島大司常務が「浜通りの情熱が詰まった産品や魅力をお客さまに届ける」と語り、地域産品の普及への熱意を示した。ファーム白石の白石長利さんは、「ネット販売では伝わらない生産者の熱や思いも含めて配送する」と力を込めて述べ、物流面での貢献に意欲を見せた。

南相馬市の紅梅夢ファームの鈴木ふみかさんは、「販路を開拓しても納品できないこともあった。いわき市に販路が増えることはうれしい」と話し、新たな販売機会への期待を表明した。

常設棚の設置と商品展開の詳細

常設棚はマルトSC平尼子、SC湯長谷、SC中岡、SC高坂の4店舗に設置され、第1弾として8社の17商品を取り扱う。商品は1カ月を目安に入れ替えを行う予定で、多様な産品を消費者に提供していく方針だ。

このプロジェクトは、地域経済の活性化と6次化商品の認知度向上を図る重要なステップとして、関係者から大きな注目を集めている。

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