北海道の清水町議会(定数13)は11日、町名を「十勝清水町」に変更するための住民投票条例案を賛成少数で否決しました。辻康裕町長が「住民の総意を聞く」として提案していましたが、「拙速」という意見が強く、否決されました。辻町長は「私からはもう出さない」として、撤回を表明しました。
議会での審議と採決の経緯
議会は事前の委員会審議でも、僅差で否決していました。11日の本会議では賛否双方の議員が討論した後、採決が行われました。結果は6対6で同数でしたが、山下清美議長が反対を表明し、1票差で否決されました。
町長のコメントと今後の見通し
辻町長は「変更の是非を町民に判断してほしかったので残念だが、議会の議決は重く、これで一区切りとする」と述べました。ただし、今後町民や議員から住民投票を求める声が上がった場合は、再考する含みを残しました。
一方、議会としては、住民の意見を聞くプロセスが不足しているとの判断が背景にあります。町名変更には静岡県清水市との混同を避ける目的がありましたが、反対派は「手続きが拙速」と批判していました。
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