福井・三国駅のカフェで麻辣湯が登場 地元野菜と極太春雨で新名物に
福井・三国駅カフェで麻辣湯 地元野菜で新名物

福井・三国駅のカフェで麻辣湯が新メニューに 地元野菜と極太春雨で体が温まる一杯

福井県坂井市のえちぜん鉄道三国駅舎内にあるカフェ「Cafe はぁとの葉っぱ」で、中国・四川省発祥のスープ料理「麻辣湯(マーラータン)」が提供されています。この「三国湊マーラータン」は、2026年3月11日からスタートした新メニューで、駅の利用者や観光客から注目を集めています。

麻辣湯とは? しびれる辛さとヒリヒリ感が魅力

麻辣湯は、春雨や具材を煮込んだスープ料理です。「麻」は花椒(ホアジャオ)のしびれる辛さを、「辣」は唐辛子のヒリヒリする辛さを意味します。近年、韓国でのブームを経て日本でも専門店が増加し、若者を中心に人気が広がっています。専門店では、スープの種類や麺、辛さに加え、青菜や根菜、肉、練り物など具材を選べる点も魅力です。

カフェで麻辣湯? 三国湊共創プロジェクト研究がきっかけ

なぜカフェで麻辣湯が提供されるようになったのでしょうか。店主の日置みどりさん(62歳)は、当初「麻辣湯という言葉すら知らなかった」と振り返ります。きっかけは、昨年8月に始まった「三国湊共創プロジェクト研究」です。この事業は、三国湊エリアのにぎわい創出を目指す市などの取り組みで、プロジェクトメンバーの一人、東京でスープ春雨と火鍋の専門店を展開する企業の役員、二瓶寛史さん(川崎市)が、地元店とのコラボ企画を提案しました。

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三国駅の電車は1時間に2本ほどしか運行されていないため、高校生などの駅利用者にテイクアウトした麻辣湯を味わってもらい、周辺のにぎわいを生み出すというアイデアでした。日置さんは当初、一人で店を切り盛りする中での新メニュー導入に難色を示しましたが、二瓶さんの熱意に触れ、「応援したい。一緒に挑戦したい」と決意しました。

地元野菜を中心に 彩りと栄養バランスにこだわり

「三国湊マーラータン」は、二瓶さんの店で使用されている極太春雨と、鶏のうまみを凝縮したスープ、焼きあごのだし、30種類以上のスパイスを組み合わせたピリ辛スープを採用しています。具材には小松菜やパプリカ、ミニトマト、鶏肉、エビなど、地元の野菜を中心に使用。野菜ソムリエでもある日置さんは、彩りや栄養バランスにも気を配り、食材は旬に合わせて変えていく予定です。

辛さは1辛から3辛まで選べ、1辛は控えめな辛さながら後からしびれを感じ、ゆずの爽やかな香りも印象的です。体がぽかぽかと温まるこの料理は、電車の待ち時間に食べられる少量サイズで、価格は500円。小腹を満たすのにちょうど良いと好評です。

専門店巡りの学生も絶賛 三国の新名物となるか

全国の麻辣湯専門店を巡るという金沢大学6年の中谷友妃菜さん(24歳)は、「麺が太くてもちもちしていて、初めての食感。やさしい味で食べやすい」と満足そうに語りました。遠くまで足を運ばなくても、身近でほっとする一杯に出会える機会が増え、三国の新名物となる日も近いかもしれません。

店舗は坂井市三国町北本町2の1の20、えちぜん鉄道三国駅舎内にあります。営業時間は午前10時から午後5時までで、麻辣湯の提供は午後3時半から、1日20杯限定です。2辛から3辛は追加料金が必要で、第1・第3月曜日と火曜日が定休日。電話番号は090-4683-7564です。

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