島原城七万石武将隊、築城400年事業完了で29日に活動終了
陣羽織や甲冑姿で島原城(長崎県島原市)の来訪者を温かく迎えてきた「島原城七万石武将隊」が、3月29日をもって活動を終えることが明らかになりました。現在の武将は初代城主の松倉重政と五代目城主の松平忠房の2人で、20日の島原城春まつりや最終日の29日に演舞を披露し、別れを告げる予定です。
築城400年PR事業の一環として13年に結成
武将隊は2024年の島原城築城400年を記念したPR活動のため、2013年に結成されました。歴代城主らゆかりの武将が現代によみがえったという設定で、古風な言い回しを心がけながら、気軽に記念撮影に応じたり、案内役や撮影役を買って出たりと、細やかで温かい対応で多くの来訪者から愛されてきました。
天守閣前での演舞披露をはじめ、全国各地の城郭イベントにも出張し、熊本城や小倉城などの武将隊とも縁を築いてきましたが、築城400年事業の完了に伴い、区切りをつけることとなりました。2人の武将は「400年事業を通して城や島原市のことを広く知っていただけてよかった」と感慨深げに語り、残りの活動期間も「また島原に足を運んでもらえるようなおもてなしを心がけたい」と意欲を見せています。
最終日までの演舞スケジュールが発表
最終日までの武将「出陣」日程は島原城の公式ホームページに掲載されています。20日の島原城春まつりでは、島原七万石踊りや花魁道中などが行われ、武将隊の演舞は午前11時半と午後1時の2回予定されています。また同日午後3時には「イオン島原店開店4周年祭」で、翌21日正午には島原中央公園での「まちなか縁JOYフェス」で出張演舞も実施されます。
29日の最終日は、午前9時半に「出陣」して11時と午後2時に演舞、4時から最後のおもてなしをし、5時に「退陣」するスケジュールです。問い合わせは島原観光ビューロー(0957-62-4766)までとなっています。
この11年間、武将隊は島原城の魅力を伝える重要な役割を果たし、地域の観光振興に大きく貢献してきました。活動終了後も、その温かいおもてなしの精神は島原市の歴史と文化として受け継がれていくことでしょう。



