博多祇園山笠を前に縁起物づくりが大詰め
福岡市博多区の櫛田神社で6月10日、7月1日から15日まで開催される博多祇園山笠を前に、神職らによる縁起物づくりが行われました。この作業は毎年恒例となっており、今年も多くの縁起物が準備されています。
神職と巫女が手作業で仕上げる縁起物
神職と巫女の計5人が参加し、今年の櫛田神社の飾り山笠を描いた絵馬を箱に納める作業や、清めの砂を入れる「お汐井てぼ」に金色の紙垂を取り付ける作業を行いました。お汐井てぼは竹製のかごで、男性たちが福岡市東区の箱崎浜から運んだ砂を入れ、体に振りかけて災いを払うために使用されます。
今年の一番山笠・中洲流の人形師がデザイン
今年は特に注目すべき点として、一番山笠・中洲流の人形師である溝口堂央さんがデザインを手がけた扇子を含む、全10種類の縁起物(合計約1万2000個)が用意される予定です。作業は最終段階を迎えており、準備は順調に進んでいます。
権禰宜の伊高恭平さん(29歳)は、「絵馬は鮮やかでかわいらしい色合いに仕上がっています。今年も熱中症や事故などなく、無事に来月15日の追い山笠まで駆け抜けてもらいたい」と話し、参加者や観客の安全を願いました。
博多祇園山笠は、福岡市を代表する夏の祭りであり、毎年多くの観光客や地元住民で賑わいます。今回の縁起物づくりを通じて、祭りの成功と参加者の安全が祈念されています。



