島根大の理系学生対象に最大100万円の奨学金制度創設 地元企業が入社・勤続で全額免除
島根大の理系学生に最大100万円奨学金 地元企業が創設 (05.04.2026)

島根大の理系学生を支援する画期的な奨学金制度が誕生

総合設備工事会社の島根電工(松江市)は、島根大学の理系学生を対象とした新たな奨学金制度「未来技術者育成奨学金」を創設しました。この制度は、最大100万円を無利子で貸与するもので、特定の条件を満たすことで返還が全額免除される点が特徴です。

対談授業での学生の熱意がきっかけに

制度創設の背景には、昨年12月に行われた特別対談授業があります。島根電工の野津廣一社長と、島根大学発のベンチャー企業「ストラテジーAI」の中尾香達社長が講師を務め、約60人の理系学生が参加しました。学生たちは「組織の中でやりたいことを実現する方法」や「地方での起業のメリット・デメリット」など、積極的に質問を投げかけました。

野津社長はこの様子を見て、「意欲的に学ぼうとする学生を経済的に支援することは企業の社会的役割だ」と感じ、奨学金制度の設立を決断したと語っています。

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対象学生と返還免除の条件

奨学金の対象となるのは、島根大学の総合理工学部材料エネルギー学部の2年生です。制度の大きな特徴は、卒業後または大学院修了後に島根電工(グループ会社を含む)に入社し、5年以上勤務することで、奨学金の返還が全額免除される点にあります。

野津社長は「この制度を活用し、即戦力として活躍できる技術者が育つことを期待しています」とコメントしています。

応募方法と選考プロセス

希望者は島根大学の奨学金担当窓口を通じて応募する必要があります。選考は以下の流れで行われます:

  1. 1次選考:書類審査
  2. 2次選考:面接審査

貸与される学生は若干名に限られ、応募締め切りは5月31日(必着)です。詳細な問い合わせは島根電工(電話:0852-26-2833)まで。

この奨学金制度は、地方大学の理系人材育成と地元企業の採用を結びつける新しいモデルとして注目を集めています。学生の経済的負担を軽減しながら、地域の技術力向上を目指す取り組みです。

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