スペイン東部バルセロナにある世界遺産、サグラダ・ファミリア大聖堂で10日、主塔となる「イエスの塔」の落成式が盛大に開催された。この式典にはローマ教皇レオ14世が臨席し、完成を記念する特別なミサが執り行われた。
ガウディ没後100年の節目に完成
サグラダ・ファミリアは、著名な建築家アントニオ・ガウディの代表作として知られる。1882年の着工以来、実に140年以上にわたって建設が続けられており、「未完の聖堂」として世界的に有名である。今回完成したイエスの塔は、18本ある塔群の中央に位置し、その頂点には荘厳な十字架が据えられている。
世界最高の教会建築に
イエスの塔の高さは172.5メートルに達し、これによりサグラダ・ファミリアは世界で最も高い教会建築となった。この記録は、長年にわたる建築家や職人たちの努力の結晶である。今後は南側の入り口となる「栄光のファサード」などの建設が継続され、全体の完成は2035年頃を見込んでいる。
教皇ミサで偉業を称える
落成式が行われた10日は、奇しくもガウディの没後100年の節目にあたる。レオ14世はミサの中で、「ガウディはキリストの生涯の神秘を語るためにこの場所を設計し、私たちを精神的な巡礼へといざなっている」と述べ、ガウディの偉業を高く称賛した。この式典には多くの信者や観光客が集まり、歴史的な瞬間を見守った。



