豊臣秀吉の「禁制写」が都城島津家の史料展で公開 九州侵攻時の乱暴狼藉を禁じた貴重な文書
宮崎県都城市の都城島津邸・都城島津伝承館において、豊臣秀吉が九州侵攻時に自軍の乱暴狼藉を禁じた「禁制写」を展示する史料展が現在開催されています。この展示は、都城島津家の成り立ちや地元との深い関わりを紹介するもので、今年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」にも登場する秀吉ゆかりの史料が並び、歴史ファンの注目を集めています。会期は3月15日までとなっており、一般公開されています。
都城島津家の歴史と豊臣秀吉との関わり
都城島津家は、島津本家4代忠宗の六男である北郷資忠が戦で手柄を立て、1352年に現在の都城市北西部を領地に与えられたことに始まります。展示会場では、両家の系図や、江戸期に家臣を京都に派遣して「都城茶」の確立に貢献した20代島津久茂の肖像画などが公開されています。特に注目されるのは、豊臣秀吉の九州侵攻に絡む史料で、秀吉が自軍の乱暴狼藉などを禁じるために発した「禁制写」が展示されています。この文書は、戦国時代の軍規や社会秩序を理解する上で貴重な資料となっています。
展示の詳細とアクセス情報
史料展は月曜日が休館日ですが、2月23日は開館し、翌24日に休館となります。入場料は一般220円、高校・大学生160円、小中学生110円です。会場では、都城島津家の歴史的変遷や地元との文化的交流を詳しく知ることができ、教育現場や歴史研究にも役立つ内容が盛り込まれています。問い合わせは都城島津邸(電話:0986-23-2116)までお願いします。この機会に、豊臣秀吉と都城島津家の絆を感じる歴史の一幕に触れてみてはいかがでしょうか。
