春の高山祭が開幕、ユネスコ無形文化遺産の屋台行事と桜の共演で観光客を魅了
豪華絢爛な祭り屋台で知られる岐阜県高山市の「春の高山祭」が14日、開幕しました。国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている屋台行事と、満開の桜との見事な共演が、多くの観光客を魅了しています。
精巧な屋台とからくり奉納が繰り広げられる
中心市街地などでは、精巧な彫刻や華やかな装飾が施された屋台12台の曳き揃えが行われました。また、屋台の人形を巧みに操る「からくり」の奉納も披露され、大勢の見物客がその技術に見入っていました。外国人観光客の姿も目立ち、国際的な関心の高さがうかがえます。
2年ぶりの夜祭りで幻想的な雰囲気を演出
夕方からは、約100個の提灯を屋台に飾り付けて町中を巡る「夜祭り」が2年ぶりに行われました。提灯の柔らかな明かりに照らされた屋台は、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を醸し出し、観光客らはその美しさを楽しんでいました。
観光客からも高い評価
埼玉県川越市から夫婦で訪れた77歳の男性は、「からくりは瞬時に変化するのがすごい。川越にも山車があるが、こちらの方が大きいのにスムーズに動いていて、その造りに感心した」と話しています。このように、地元だけでなく遠方からの訪問者にも深い印象を与えています。
祭りは15日も引き続き行われ、多くの人々が伝統文化と自然の調和を楽しむことが期待されています。春の高山祭は、ユネスコ無形文化遺産としての価値を再確認させるとともに、地域の観光振興にも大きく貢献しています。



