国宝「紺紙金字法華経」全巻公開!特別展「神仏の山 吉野・大峯」奈良博で開幕
国宝「紺紙金字法華経」全巻公開!吉野・大峯特別展開幕

修験道の聖地・吉野・大峯の歴史と信仰をたどる特別展が開幕

奈良県奈良市の奈良国立博物館において、特別展「神仏の山 吉野・大峯―蔵王権現に捧げた祈りと美―」の開会式が4月9日に開催されました。この展覧会は読売新聞社などが主催し、修験道の聖地として知られる吉野・大峯の豊かな歴史と深い信仰の世界を紹介するものです。

国宝「紺紙金字法華経」全18巻が修理後初公開

展示の目玉となるのは、藤原道長が直筆したとされる国宝「紺紙金字法華経・観普賢経(金峯山経塚出土)」です。通称「紺紙金字経」として知られるこの経巻は、展示替えを含めて全18巻が公開されます。これは「紡ぐプロジェクト」の助成による修理を終えてからの初公開であり、修理作業を経て文字が鮮明に判読できる状態になったと報告されています。

開会式には約900人の招待客が訪れ、自然と神仏への信仰が一体となって生み出された仏像や経巻などの貴重な展示品に見入りました。会期中は計167件の作品が展示される予定で、会期は4月10日から6月7日までとなっています。

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音声ガイドナビゲーターに柄本佑さんが就任

特別展の音声ガイドナビゲーターには、俳優の柄本佑さんが起用されました。柄本さんは開会式当日に会場を訪れ、展示品の一つである「蔵王権現立像」などを鑑賞しました。柄本さんはNHK大河ドラマで藤原道長を演じた経験があり、その縁から今回のナビゲーターに選ばれたと見られます。

この特別展は、吉野・大峯が育んできた神仏習合の文化や、山岳信仰の美意識を現代に伝える貴重な機会となっています。訪れた人々は、千年以上の時を超えて受け継がれてきた祈りと芸術の結晶に触れることができるでしょう。

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