福岡市中央区の大濠公園南側で、新福岡県立美術館の起工式が30日に行われました。現在の福岡市美術館に隣接する形で建設され、「公園と一体となった美術館」をコンセプトに、2029年度の開館を目指しています。
設計者は隈研吾氏
設計者は2022年度のプロポーザル方式で選定され、著名な建築家・隈研吾氏の事務所が担当します。建物は地下1階、地上4階建てで、延べ床面積は約2万1900平方メートル。多様な展示室のほか、レストランや日本庭園も併設される予定です。
工事費の高騰
県は当初、工事費を約147億円と見込んでいましたが、近年の資材費や人件費の高騰により、建設工事の契約額は約275億円にまで上昇したことが明らかになりました。
関係者の期待
起工式で隈氏は「緑と一体となったこのような環境はほかにありません。地域の方々にとって新しいリビングルームのような場所として楽しんでいただけるのではないか」と述べました。また、服部知事は「子どもたちの豊かな心を育むとともに、福岡から世界に羽ばたく未来のアーティストを生み出していきたい」とあいさつしました。
新美術館の完成により、大濠公園エリアが文化芸術の新たな拠点となることが期待されています。



