WBC連覇へ岩手ゆかりの侍3人に熱いエール 大谷翔平選手ら地元ファンや恩師が期待
WBC連覇へ岩手ゆかり侍3人にエール 大谷ら地元熱望 (03.03.2026)

WBC開幕で岩手ゆかりの侍3人に地元から熱いエール

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が5日に開幕し、日本代表「侍ジャパン」は1次ラウンド初戦(6日)で台湾と対戦します。この大会には、岩手県ゆかりの選手として、前回大会で最優秀選手(MVP)に輝いた奥州市出身で米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(31)、そして今回初出場となる盛岡市出身でエンゼルスの菊池雄星投手(34)、盛岡大付高卒でプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの松本裕樹投手(29)の3人が出場します。連覇がかかった大会に挑む「3人の侍」に対して、ファンや同級生、恩師からは期待の声が上がっています。

大谷選手の偉業を年表で記録 奥州市の図書館が応援展

奥州市の胆沢図書館では、大谷翔平選手の幼少期から現在までの歩みをまとめた「大谷年表」が展示されています。作成を担当する司書の渡辺貴子さん(50)は、「WBC連覇やMVP獲得の偉業を新たに年表に加えたい」と声を弾ませています。

この年表は、A3の紙をつなぎ合わせたもので、「常に野球に全力の大谷選手を地元としても全力で応援したい」という思いから、2022年から作り始められました。本塁打王獲得やワールドシリーズ制覇など、活躍のたびに延びていき、現在は全長約60メートルに及びます。貼りきれない一部はファイルに入れて閲覧できるようにしており、全て読むのに4時間かけた来館者もいるといいます。

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年表には、前回大会での「3番・投手兼指名打者で国際大会初の『リアル二刀流』を実現」や「中国戦が終わった後も残って上半身のウェートトレーニングをしていた」といった記録やエピソードも詳細に記されています。渡辺さんは当時、仕事で試合を見ることができませんでしたが、後から新聞やニュース映像を見返し、「これは大事」という情報を自身の「大谷ノート」につづりました。

渡辺さんは、「年表を作っていて感じるのは、大谷選手が誰よりも野球好きで、人の何十倍も努力をしていること。今回もMVPに選ばれてほしい」と願っています。図書館では3月末まで、大会にまつわる本や過去大会のメンバー、記録などを紹介する「WBC応援展」も開催しており、大谷選手の活躍を期待しながら、大会自体も盛り上げていく方針です。

松本投手に恩師や同級生からエール 精神力の強さを評価

神奈川県出身の松本裕樹投手は、2014年に盛岡大付高のエースとして夏の甲子園初勝利に導きました。野球部主将を務めた同学年の前川剛大さん(29)は、「どんな状況でも自分が出せて、ここぞという場面で頼りになる」と、松本投手の精神力の強さに太鼓判を押しています。

盛岡市内の野球部の寮の廊下には、松本投手のユニホームが飾られています。現在、部長として選手の育成にあたる前川さんは、「松本に憧れて入った部員もいる。偉大な先輩が活躍する姿を見せてほしい」と期待を寄せています。

指導した関口清治監督(48)は、中継ぎとして活躍する教え子の姿を見て、「高校の時に気が付くことができなかった才能を得て、より強くなった」と目を細めています。高校時代から口にしていた日本代表入りを果たした際には、LINEで祝福し、「がんばります」との返信があったといい、「日本のために活躍してほしい」とエールを送っています。

菊池雄星投手についても、初出場となる今回の大会で、地元盛岡市から多くの応援の声が寄せられています。岩手県全体で、3人の侍の活躍を願う熱い思いが広がっています。

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