選抜高校野球でSNS監視、誹謗中傷投稿約3500件を確認、1割に削除要請
高校野球SNS監視で誹謗中傷3500件、1割削除要請

選抜高校野球大会でSNS監視を強化、誹謗中傷投稿約3500件を確認

2026年3月31日まで開催された選抜高校野球大会において、日本高等学校野球連盟(日本高野連)をはじめとする主催者は、選手や審判、関係者に対する誹謗中傷や差別的言動への対策として、交流サイト(SNS)などの監視活動を実施しました。大会期間中、主催者は外部の専門会社に監視業務を委託し、大会本部では約5名のスタッフが対応に当たりました。

監視対象はXとヤフーニュース、約3500件の可能性投稿を検知

監視の対象となったのは、X(旧ツイッター)と「ヤフーニュース」のコメント欄です。3月29日午後5時時点での集計によると、誹謗中傷の可能性がある投稿は約3500件確認されました。このうち、およそ1割にあたる投稿に対して、主催者は削除要請を行ったと発表しています。

大会本部では、外部会社から報告された投稿内容を精査し、削除要請の必要性を判断する作業を継続的に実施。主催者側は、この取り組みについて「選手が安心して試合に臨み、練習の成果を100%発揮できる環境を整備することが、主催者としての責務であると考え、監視活動を開始した」と説明しています。

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今後の大会運営に向けた課題と対応を検討

今回の監視活動は、高校野球大会において初めて本格的に導入されたSNS対策の一環です。主催者は、「今後の大会運営における課題や対応方法については、引き続き検討を進めていく」と述べており、デジタル時代におけるスポーツイベントの運営手法の見直しが進む可能性があります。

この対策は、以下のような背景から実施されました:

  • 近年、SNS上でのスポーツ選手への誹謗中傷が社会問題化していること。
  • 若年層の選手が心理的負担を軽減し、ベストパフォーマンスを発揮できる環境を確保する必要性。
  • 大会の公正性と安全性を維持するための主催者の責任の一環として。

選抜高校野球大会は、日本を代表する高校野球の祭典として、毎年多くの注目を集めています。主催者側は、今回の監視活動を通じて、選手のメンタルヘルスや大会の健全な運営に配慮した姿勢を示しました。今後の大会では、SNS監視の体制がさらに強化される見込みです。

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