棋聖戦第6局で勝浦カッピー焼印のどら焼き登場 森二段が絶賛
第50期棋聖戦七番勝負第6局の2日目午前、おやつの時間に注目が集まった。一力遼棋聖がオレンジジュースのみを注文する一方、芝野虎丸十段は和菓子とアイスコーヒーを選択。芝野十段はこれまでアップルジュースを連続で注文していたが、この日は和菓子に合わせてアイスコービーを選んだ。
勝浦市ゆるキャラ「勝浦カッピー」の焼印入りどら焼き
提供された和菓子のどら焼きには、勝浦市の公式ゆるキャラ「勝浦カッピー」の焼印が施されていた。勝浦市は全国有数のカツオの水揚げ量を誇る漁港都市として知られ、カッピーはカツオをモチーフにしたお魚アイドルキャラクター。真ん丸な目がチャームポイントとされ、ちょうど初鰹の時期に合わせた提供となった。
YouRubeのライブ配信で試食した森智咲二段は、どら焼きを一口ほおばりながら「あんこもずっしり入っていて、甘くておいしいです」と満面の笑みで感想を述べた。その表情からは、対局の緊張感をほっと和ませる美味しさが伝わってくるようだった。
対局の展開と検討陣の模索
一方、盤上では封じ手後の展開が続いていた。芝野十段は長考を重ね、白が中央の黒に猛攻をかけたい意向を示しながらも、自陣の薄みを抱える難しい局面に直面。控室では白1から5という非常手段の検討が行われていた。
関航太郎九段は解説で「白1、5を打たずに中央を攻めていくと、下辺で同じような形になったときに、黒Aのコスミで、5とBを見合いにされます」と指摘。検討陣は中央を攻める手を模索し続け、複雑な戦いが展開されている状況が伝えられた。
このように、第50期棋聖戦七番勝負第6局では、盤上の熱戦とともに、対局者を支えるおやつの話題も注目を集めている。勝浦市の地域PRと将棋界のコラボレーションが、対局にほのかな彩りを添える一幕となった。



