侍ジャパン合宿で巨人・大勢が存在感 キレあるフォークで中村悠平捕手も絶賛
侍ジャパン合宿で巨人・大勢が存在感 中村悠平捕手も絶賛

侍ジャパン合宿で巨人・大勢がブルペン入り キレあるフォークに中村悠平捕手も驚き

3月の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に向けた日本代表「侍ジャパン」の事前合宿は17日、宮崎市で第2クールがスタートしました。この日は巨人の大勢投手やソフトバンクの松本裕投手らがブルペン入りし、室内練習場では報道陣に非公開でサインプレーなどを確認するなど、本番に向けた調整が進められています。

救援陣のエースが存在感 大勢のフォークが中村悠平捕手を翻弄

昨季のパ・リーグセーブ王である平良投手(西武)と、50試合連続無失点を記録した石井投手(阪神)が故障でWBC出場を辞退するという痛手を負った侍ジャパンですが、井端弘和監督は「質、量ともに他国に負けない」と投手陣に自信を示しています。そんな中、この日の合宿で大勢投手が今クール初めてブルペン入りし、その存在感をアピールしました。

大勢は変化球を交えながら計16球を投じ、特にキレのあるフォークボールが光りました。そのフォークを捕手の中村悠平(ヤクルト)がそらしてしまう場面も見られ、球威の高さをうかがわせました。大勢自身は「出力も上がってきている。まだまだ良くなるところはある」と手応えを語り、調整が順調に進んでいることを示しました。

中村悠平捕手が救援陣の両右腕を絶賛 「力強い球が来ていて抑えの候補」

大勢と松本裕の両投手の球を受けた中村悠平捕手は、そのパフォーマンスに高い評価を与えました。「力強い球が2人とも来ていて、やっぱり抑えの候補」と絶賛し、救援陣の頼もしさを強調しました。大勢と松本裕は昨シーズン、セ・リーグとパ・リーグでそれぞれ最優秀中継ぎのタイトルを獲得した実力派右腕です。

井端監督も両投手を高く評価しており、大勢については「登板間隔が空いて投げる時の球はいつもえげつない。(1回を)3者連続三振で抑えているイメージ」と語り、その圧倒的な投球力を称えました。松本裕に関しても「僕の中では一番タイミングが取りづらい」と述べ、打者にとって非常に厄介な投手であることを指摘しています。

WBC1次ラウンド控え 救援陣の役割に期待

WBCの1次ラウンドは3月6日から始まり、台湾、韓国、豪州とのいきなり3連戦が待ち受けています。故障者が出る以前から、井端監督は抑え投手を一人に頼らない構想を掲げており、今回の合宿でも「みんなで乗り切る」とチーム全体での戦いを強調しています。

18日からは、投手陣が各打者と対戦するライブBP(バッティングプラクティス)が開始され、より実戦的なメニューが組まれます。首脳陣にとっては、各投手の調整具合を見極めながら、起用法や継投パターンを意識する重要な機会となるでしょう。救援陣の活躍が、侍ジャパンのWBCでの戦いを左右するカギとなりそうです。