藤凌駕、痛めた左足で奮闘し学生横綱破る
大相撲夏場所14日目、幕内2場所目で23歳の藤凌駕が初めて10勝を挙げ、初優勝への望みをつないだ。学生時代から対戦歴のある義ノ富士を左すくい投げで破り、「1学年上の学生横綱。大相撲で当たれて良かったし、勝ててうれしい」と素直な喜びを語った。
場所前に痛めた左足は万全ではないが、弱音を吐かずに奮闘を続ける藤凌駕。千秋楽は初の三役との一番で、小結若隆景と対戦する。「結果は気付いたらついてくるもの。欲を出さずにやっていきたい」と自らに言い聞かせるように話した。
大混戦の夏場所
今場所は優勝争いが大混戦となっており、千秋楽に6人での優勝決定戦が行われれば史上最多となる。過去の最多は5人で、その記録更新が注目される。
藤凌駕の活躍に加え、宇良が逆転劇を見せ、伯乃富士も勝利を重ねるなど、下位力士の奮闘が光る。霧島は3敗で若隆景と首位に並び、4敗の力士も加わって優勝決定戦の可能性が高まっている。



